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「ずっと現役薬剤師であり続けたい」60歳以上の薬剤師のホンネ

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60歳以上で再就職したいとお考えのみなさんは、世間の薬剤師の方々が実際にどのように考えていらっしゃるのかちょっと気になりませんか?

 

「60歳以上で再就職だなんてどう思われるかな」
「ただちょっと小遣い稼ぎができればいいだけなんだけど…」
「生涯現役ってちょっとカッコいいかも!」

 

などなど、実に様々な考えの方がいらっしゃるのではないかと思います。今回はそのあたりのお話をさせていただければと思います。

 

60歳以上で再就職。ホンネはどうなの?

それでは、実際に60歳以上で再就職をされた方々のホンネを少しご紹介させていただきたいと思います。

 

「単純に収入が必要」

 

(再就職時の年齢60歳 男性Sさん・元MR)

もともと中規模の製薬会社でMRとして働かれていたというSさん。一般的に高収入とされているMRですが、Sさんの場合は、諸事情により家のローンがまだまだ残っている状態だったとのこと。ただ、定年後すぐに調剤薬局に正社員として採用されることが決定。収入自体はMR時代から比べて下がってしまったものの、「ローン返済の見通しは明るい」とのことでした。

 

このように、人により事情は異なるものの、絶対に働き続けなければならないという方もいらっしゃるようです。

 

 

「ボケ防止のために働き続けていたい」

 

(再就職時の年齢64歳 女性Kさん・過去に病院勤務経験あり)

Kさんは長い間働かれていなかったようなのですが、60歳を超えてお子さんも完全に巣立たれ、変化のない日常に対して危機感を覚えられるようになったんだそうです。「ボケ防止のためにも働いた方がいいかも…」と、パートで週2日、病院薬剤師として働くことにされたんだそうです。

 

若い薬剤師の方と働くことで、まだまだ感覚が鈍っていないことを日々実感されているんだそうで、「働きに出ることに決めて本当に良かった」とおっしゃっていました。

 

「必要とされている実感って大事」

 

(再就職時の年齢62歳 女性Gさん・調剤薬局経験あり)

60歳まで調剤薬局で長年勤務されていたというGさん。趣味が多く、あちこちにお出かけされることが多いとのことで、出費もかさみがち。「ちょっとだけ収入があればもう少しオシャレしたりできるのになぁ」と考えるようになり、軽い気持ちで再就職を決められたんだそうです。

 

再就職後しばらくして、現役薬剤師として働けることに対して、『世間からまだまだ必要とされている』ということを改めて感じられるようになったそうで、「こういう実感ってやっぱり大事だなぁ」とつくづく感じられているそうです。お友達にもちょっと自慢できちゃうのもまた良いんだそうで、「ずっと現役でいようかなぁなんて考えてるの」とお友達に話すと、「すごいねぇ〜!」「私なんてマネできないわ〜」という言葉が返ってくるそうで、ちょっと誇らしい気持ちになるんだそうですよ。オシャレに関しても、ある意味優越感を感じる要素のひとつになってるんだそうです。

 

 

60歳以上でも薬剤師として再就職が可能な理由

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薬剤師の以外の業界に少し目を向けてみると、世間では一般的に60歳になると定年退職を迎える方がたくさんいらっしゃいます。なかには定年退職を迎えたあと、同じ企業に契約社員として残るような方もいらっしゃいますし、商業施設などの清掃業や、高齢ドライバーとして再就職される方もたくさんいらっしゃるでしょう。

 

しかし当たり前のことですが、薬剤師は国家資格であり、薬剤師に定年はありません。つまりみなさんが「働きたい」という気持ちさえあれば、薬剤師としての再就職が可能なんです。企業からしてみれば『一人の薬剤師』ということに変わりはありませんからね。

 

 

定年退職後の薬剤師の再就職を狙っている企業も存在する

実際に60歳を超え、定年退職を迎えられた年齢の薬剤師の方を狙っているような企業も存在します。「そうは言っても先が短いし、同時に若い人が応募してきたらどうせ私なんて採用されないでしょ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな企業ばかりではありません。パートなどであればむしろ高齢の方を雇った方が何かとメリットがある、と考えられることもあります。

 

なぜなら、ママ薬剤師の方などでは、お子さんの発熱や行事などでお休みを取られることが多くあり、さらに夏休みなどの長期休暇の際にはポッカリ1ヶ月以上休まれることもあります。その点、お子さんが巣立たれたベテラン薬剤師の方はそのような休み方をされる心配が少ないうえに、そう簡単に転職を考えられることもないでしょう。このような理由からも、60歳以上の薬剤師の方はこの先何年も続けて働いてくれる可能性が高いため、重宝されることもよくあるんです。世間では転職を繰り返している若い薬剤師の方ってとっても多いですからね。

 

 

これまでの知識と経験が企業に与える影響は、はかり知れない

企業にとって人材は財産であり、他の従業員に与える影響も大きいものです。

 

特にみなさんのように人生経験が豊富で、与える影響力の非常に大きな薬剤師の存在というのは企業にとっても現場にとってもかなりのメリットがあります。

 

たとえ薬剤師としてのブランクが長かったり、業界未経験であったとしても、人生の大先輩が同じ職場にいるということ自体が、若い薬剤師やその他の職員に安心感を与えることができるとともに、人間教育にも繋がり得るのです。

 

このように、ベテラン薬剤師の方の知識や経験が企業に与える影響というのは、実は想像以上にはかり知れないものがあります。そのことを理解している経営者や採用担当者が多いのもまた事実です。ある意味、戦後の日本を支えてこられたみなさんと同世代の方が多いですから当然のことかもしれませんね。

 

 

まとめ

『「ずっと現役薬剤師であり続けたい」60歳以上の薬剤師のホンネ』と題してお話してきましたがいかがでしたでしょうか。

 

もし今、再就職すべきか迷われていたり、悩まれているようなことがあればぜひ一歩踏み出していただき、現役薬剤師としてさらに充実した素敵な人生を送っていただけますように、心よりお祈りしております!